ターミネーター ニュー・フェイトのすべて

ターミネーター ニュー・フェイトのネタバレ考察

このページは現在編集中のページで今後更新・追記されます


ターミネーター ニュー・フェイトの考察や感じたことをネタバレ全開で行っていく。重ねて書くが、このページは、その性質上ターミネーター ニュー・フェイトのすべてを隠さず書いてある。まだターミネーター ニュー・フェイトをご覧になっていない場合は速やかにこのページを離れることをおすすめする。

いきなりジョンが殺害されるシーンから始まることに関して

物語が開始して数分、1998年グアテマラでジョンがT-800によって殺害される。その後ターミネーター ニュー・フェイトのタイトルが表示される。


この流れは、審判の日が始まる前にスカイネット(の元となるもの)を破壊したジョンの物語が終了し、新しい運命(スカイネットではなく代わりに台頭したリージョンが支配する未来)が動き始めたように思える。
しっかりとスカイネットの出現を阻止したのだから、決してサラとジョンの行動は無駄ではなかった。ただ、スカイネットに代わるAIが人間によって作り出されてしまった事がニュー・フェイトの軸である。

ジョンが殺害されたグアテマラは、かつてジョンたちが生活していたニカラグアに比較的近い場所にあるため、見つけ出されてしまったのだろう。

未来からやってくるグレースとRev-9の演出について

未来からやってくる演出については、体の周囲が球体に包まれている部分は変わりないものの、ニュー・フェイトではその周囲は一瞬で凍りつくほどの低温になる。


T1やT2ではそうした演出はなく、むしろ球体に沿ってえぐられた金網や車の一部は熱されているようにも見えた。
これは、T1やT2ではスカイネットが作ったタイムマシンで過去に送り込んでいるからだろう。


ニュー・フェイトではスカイネットは存在せず、代わりに同じくAIであるリージョンが世界を支配している。そのため、スカイネットとは別の方法でタイムマシンを作り出し、その時間を移動する原理も違っているため今作では到着時に辺りが凍り付く程低温になっているものと考えられる。

カールの居場所の座標を彫り込んだ司令官は誰か


人類抵抗軍の司令官が、グレースの体にカールの居場所である座標を彫り込んだ。
リージョンが支配する未来では存在しないスカイネットが造った遺物であるT-800の存在を知る者が司令官とすると、今作に登場していた人物で可能性があるのはダニー、カールの息子であるマテオである。


未来で司令官は「Commander」と呼ばれていた。状況によって「Commander」の意味が多少違ってくるため、どういった人物なのかは現状はっきりしない。

ただ、最初に未来の様子が映し出されるシーンでは、傷つき倒れた司令官を見るグレースの表情や、その後大怪我を負ったにも関わらず司令官を安否を気にしている様子から、グレースと関わりの深い人物であることが想像できる。

劇場公開中に複数回見た結果に考えられる司令官の正体

上記の部分は、ニュー・フェイトを1度見た後に思ったことをまとめて書いた内容だが、ニュー・フェイト公開からしばらく経ち、ここから先は劇場での鑑賞回数も増えた後の考察となる。

やはり、負傷した司令官はダニーである可能性が高い。まずは、上述のグレースが倒れた司令官を見つめるシーン。そして、C5でグレースがダニーに真実を告げるシーンで流れる未来の様子。
ここでダニーとグレースは出会うことになるが、グレースを見るダニーの間が意味のあるような演出となっている。しかし、これがヒントとなる演出となると運命が繰り返されてしまっているので微妙、とも考えられる。これは、スカイネットが存在しない未来で何故かその世界で存在しないスカイネットが作り出したT-800(カール)の居場所を知っているという違和感とも共通する。

劇女公開中であり円盤が手元にないため、細かい確認はできないものの負傷した司令官の様子はどこかグレースに似ているようにも見えた。右側頭部から出血しているように見えたが、司令官が出向く程の作戦があったのだろうか。

Rev-9が様々な情報にアクセスできる事について

Rev-9は様々な端末から情報を得ることができる。ネットワークを介していればそれにもアクセスすることができる。


ニュー・フェイトの時間軸ではないが、T3に登場したT-Xは武器の一つとして、ナノテク・トランスジェクターを装備し、指先から現れる針状のものを対象のマシーンに接触させることで操ることができた。


携帯電話に関してはそういった接触なしでもハッキング可能。得られる情報はターゲットの位置情報も含まれていた。

Rev-9は、外側の液状の部分を対象の機器に接触させることでコンピューターを操り情報を得たり、直接ネットワークに侵入して個々の機器に接触することなく多くの情報を得ることができる。

この辺りはまだまだ説明が必要だが、現状T-Xが装備していたナノテク・トランスジェクターと同じような原理なのだろう。個々に接触する必要がない分非常に強力になった。

グレースのいた未来の屋外にそびえ立つ謎の柱


グレースがいた未来、屋外のシーンでは多くの巨大な柱がそびえ立っている様子を見ることができた。
それについては一切触れられていないが、人類があのような建造物を建設するとは考えづらいので恐らくリージョンが造った建造物だと考えられる。

実は人類側が準備している強力な武器となる一部であるとも考えることはできるが、リージョンへの脅威があのような巨大なものであればすぐに破壊されてしまうため、人類側の持ち物である可能性は低い。

柔軟で伸縮する鋭い触手のような部位を持つRev-7


未来にいるRev-7というターミネーター。こちらはRev-9より数字が低いためか、二足歩行の人間のような形をしているが、姿は人間ではないところからみると潜入型ではなく戦闘用のターミネーターと考えられる。
分裂し、次々と人を殺害していく。背中から柔軟で伸縮する鋭い触手のような部位を持つ。体の一部分を変えられ、中には両腕の先を鋭い刃物のようにしている個体も見られた。


今後T-600やT-700といったように、今現在登場しているターミネーターより以前の世代のターミネーターも続々登場することだろう。

Copyright (c) ターミネーターマニア All Rights Reserved.