ターミネータージェニシスのすべて

ターミネータージェニシスのすべて

ターミネーター4(Salvation)の公開から6年後の2015年に公開されたターミネーターシリーズ5作目。物語は2029年の機械と人類の戦争が終結する直前から始まる。4で描ききれなかった戦争部分もスケールアップされて表現され、T2でT-800を送り込んだようにT-800のチップの改造はすでに行われていた様子も見ることができる。 戦争終結後にカイルが1984年に送り込まれた直後、スカイネットによる反撃が残されていたという流れから、未来が更に分岐してT1の1984年とは別の時間軸の1984年に時間移動するというリブート作品。作品の随所にT1やT2を彷彿とさせるシーンが盛り込まれている。 シュワルツェネッガー氏の出演も話題となり、3部作を予定していたが興行成績が予想を下回りシリーズ化はされなかった。ジェニシスの後、サラ役のエミリア・クラークもサラ役の降板を予定していたため同シリーズ中に別の女優がサラを演じるのであれば結果的に一作で終わったことは不幸中の幸いかもしれない。

あらすじ

2029年、長きに渡って繰り広げられた人類と機械との戦争が終結した。ジョンと共にコロラドにあるスカイネットの施設にいたカイルたちはジョンの母親のサラを殺害するために1984年に1体のターミネーターを送り込んだことを知り、カイルが1984年に行きサラを守ることとなる。 準備を済ませ、いよいよ1984年に時間移動しているさなか、装置を見守るジョンの背後から一人の男が忍び寄り、ジョンを急襲する。このことによってカイルがいた未来は分岐した未来のうちの一つとなり、その未来を軸とした1984年に送り込まれることとなった。そこには既にT-1000とT-800が送り込まれていた。 未来でジョンから聞いていたか弱いサラはおらず、T-800をおじさんと呼び、カイルと共に送られてくるT-800の襲撃を待っていた。T-800のパーツを使って1997年に移動して審判の日を防ぐためだった。しかし、未来は変わった。果たしてサラとカイルは審判の日を防ぐことができるのか。そして、未来で襲われたジョンの運命は・・・。

ターミネータージェニシスの登場人物

ターミネータージェニシスにはT-800役にアーノルド・シュワルツェネッガーがカムバック。1984年当時の姿も再現され話題になった。サラとカイルは別の俳優が演じるが、サラを演じるエミリア・クラークはふとした瞬間リンダに重なる部分などがあった。カイルはT1に比べてかなりパワーアップしている。T1の時のようにうちに秘めた弱音を履くことはほぼなく、審判の日を止めるために奮闘する姿は新たなカイルを見ることができる。 サラ・コナー カイル・リース ジョン・コナー
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