ターミネーターレポート

ターミネーター2 3Dを見に行ってきた

2017年8月11日、ターミネーター2 3Dが世界最速で公開された。
今回はT2の中でも重要な日である8月29日に映画を見に行こうと思っていたのだが、見に行こうと思っていた映画館の上映期間が思っていたよりも短かったため、8月19日に映画館へ向かった。

今回向かったのはTOHOシネマズ日劇。この映画館はT3の前売り券を購入しに来た場所だったのでここを選択。
1階のチケット売り場にてターミネーター2 3Dのチケットを購入。3Dメガネは持っていたのだが、オリジナルデザインだった場合のことを考えて、3Dメガネ分の料金を支払い、劇場のある9階へ。
日劇前にある上映中ポスターにターミネーター2 3Dのものがなかったため、もしかしるとターミネーター2 3Dの扱いはそんなに良いものではないなと感じていた。9階へ向かうにはエレベーターを使うのだが、この時エレベーターの扉の上にも上映中の作品が掲載されている。
よく見てみるとターミネーター2 3Dが掲載されていない。よく見てみると、ポケモンのポスターの上から「ターミネーター2 3D 字幕 19:00~」と書かれた紙が挟まっているだけだった。

この時点で、ターミネーター2 3Dの扱い方がどの程度なのかが分かった気がした。
劇場の前まで来ると、上映時間の20分前に中に入ることができるということで、その場で15分ほど待つことに。
最初はあまり人がいなかったのだが、金曜日ということもあって、続々と人が集まってくる。

時間になり、ようやく扉が開かれる。そこで3Dメガネを渡されるが、案の定普通の3Dメガネだった。超有名映画であってもオリジナルデザインのメガネなんて作らないだろうと思っていたので、ここは平常心。
とりあえず新しく作られたであろうターミネーター2 3Dのパンフレットを購入しようと思ったのだが、「パンフレットの販売はありません」とのこと。非常に残念である。
ターミネーター2 3Dの公式サイトには、ジェームズ・キャメロン監督のQ&Aが掲載されている。パンフレットを作成してこれを掲載したり、3D化するにあたっての作業風景や苦労話なども掲載できるのではないか。
パンフレットがないということはグッズもないということで、落胆した気持ちで席に着いた。座席はT2にしようと思ったが、場所が悪すぎたので中央の席にすることに。

ターミネーター2 3D本編が始まり、大画面の映像にいきなり興奮。公式サイトの上映時間を見ると137分と記載されていたため劇場公開版であることは分かっていた。
次に喋るセリフを頭の中で思い出しながらの鑑賞。基本的に自宅で見る時も同じように次のセリフを頭の中で再生しながら鑑賞しているが、大画面と迫力のある音響でいつも以上に楽しむことができた。
だがやはり普段は劇場公開版を見ていないので、突然シーンが飛ぶ感じがして違和感があった。

今回は3Dになったということで、その点もしっかり見ていかなければいけないと思っていたのだが、一言でまとめると、3Dにする意味があったのか、で片付けることができる。
もともと3D用に制作されていないので、期待していなかったがその期待をも下回っていたので残念だった。たまに破片がこちらに飛んでくる程度で、3Dメガネをかけていなくても見られるのでは?と思いメガネを外してみると、同じシーンでも映像の一部が3D用、一部は通常の映像となっていた。字幕は全て3D用。

しかし映像はとても綺麗。何度もブルーレイでT2を見てきたが、あの大画面であの画質で見られるのはとても素晴らしかった。
ターミネーター2 3Dの扱いが微妙だったという点と3D効果の少なさを考えると、正直な話微妙だったが映画が悪いわけではないので仕方ないと思うしかない。
まだ一度もターミネーター2を劇場のスクリーンで見たことがないというターミネーターマニアの人たちは是非足を運んでターミネーター2 3Dを鑑賞してほしい。自宅で見るT2とは大違いということがわかる。

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